「連載企画」エシカル飼育#01

『愛犬のアフタートイレについて』

「もうぼちぼち起きてぇ、散歩に行こぉ、、、」
時計が読めるのか、って言うくらい季節を問わず毎朝ほぼ同じ時間に起こしにくるHOTAくん。
うちにいる3匹のラブラドールで唯一、家でトイレをする事ができません。なので我慢の限界なのかといつも思うのですが、
そうでも無さそうな感じ、、、と思っているといつもの公園に辿り着く前にプリッ、、、
毎日予測不能です(笑)

エシカル飼育、記念すべき第一回目のテーマは
『愛犬のアフタートイレについて』
です。

あなたは愛犬のトイレのあと、どうしてますか?

オシッコのあと、どうしてますか?
ウンチのあと、どうしてますか?

私は以前、東京都に住んでいた事があるのですが、散歩に出かける際は、必ず先っちょに100均で買った多分本当はランナーが飲みやすくするキャップを付けたペットボトルに、水を入れ持って行き、縄張り意識強め、マーキング命のHOTAがオシッコをかけた所目掛けてジャー、、、
ビタミンCが多めなのか黄色のオシッコが薄くなるまでジャー、、、

ウンチは『ポイ太くん』という便利なウンチ袋を持って行き、それで拾い、家のトイレにジャー、、、
それがスタンダードだと思っていて、みんなそうしていると思っていました。(結構東京は『ポイ太くん』率高かったので、、、)

ところが浜松に移住して来て家の近くを散歩に出ると、さすが政令指定都市1000世帯あたりの犬の数日本一とあって、結構な数の犬に遭遇するのですが、ほとんどの飼い主さんがオシッコ水かけ用ペットボトルを持って歩いていません。そしてオシッコしてもそのまま行っちゃいます。

「あれっ?」
「浜松はかけなくてエエんやぁ、、、」

「いやっ、あかんがなっ!」

私はもし自分の家の外壁に愛犬がオシッコをかけたとしても水をかけます。まして人の家の外壁だともっとかけます。だって愛犬が悪く思われたらイヤですもん、、、
ウンチもそうです。HOTAのウンチなんてどこかに落ちてたらまるで人糞ですもん。ちょっとした事件ですよ。
小さかったらいいと言う訳ではありません。
大きくても小さくてもウンチはウンチ。
色が濃かろうと薄かろうとオシッコはオシッコ。

エシカルとは、倫理的な、とか道徳上の、という意味です。
エシカル飼育の第一歩は、大きかろうと小さかろうとウンチは拾い、濃いかろうと薄かろうとオシッコには水をかける。
当たり前のことを当たり前にすることから始めていきませんか。
もうすでにやってる愛犬家は引き続き、ジャー、、、
まだの愛犬家は今から、ジャー、、、

因みにジャーとは、ジャマイカ語で「Jah」は神のことです。

愛犬家、一人一人が昨日より少し丁寧に生き、愛犬のことも丁寧にこなしていく毎日を、空の上から「Jah」は見ています、きっと、、、。